
土用丑の日になると食べたくなるのが『うなぎ』。
お子さんがいる場合、子どもにも食べさせてあげたい!と思う方が多いのではないでしょうか。
しかし、よく考えてみると「うなぎっていつから食べていいの?」「何に気をつけたらいいの?」とわからないことだらけ。
今日はそんなうなぎの食べさせ方について徹底的に調べてみました。
目次
うなぎっていつから食べていいの!?
そもそも知り合いのお母さんと話していて私はうなぎについて
「いつから食べていいのか」「何に気をつけたらいいのか」全く知らない、ということに気がつきました。
そこで、思い切って栄養士さんに相談してみると「小骨に気をつけて食べられるようにすれば何歳でも大丈夫」とのことでした。
しかし、味付けが濃いことや小骨が多いことから「2歳頃」が安心して食べさせられる時期だそうです。
実際、現場の声として他のお母さん達に聞いてみると1歳代で食べさせている方もいれば
3歳になってもまだ食べさせていない、という家庭までそれぞれでした。
そのためご家庭によって与えるタイミングはそれぞれですが、
やはり安心して食べられるのは小骨をしっかり噛めるようになり、
消化機能が十分に発達した2歳頃がおすすめです。
注意点①小骨はしっかり取り除こう!
しかし、2歳になったからといって何も考えずに与えていいわけではありません。
うなぎは魚類なので当然、骨があります。大人は気にせず食べられますが、
噛む力が弱い子どもはちょっとの小骨でも喉に詰まらせてしまうことがあります。
そのため出来る限り小骨は取り除いた状態で食べられるようにしましょう。
ちなみに尻尾の部分は小骨が比較的少ないので子どもに食べさせるときは尻尾の部分を食べさせるといいですよ。
注意点②タレは薄めにしよう!
うなぎは蒲焼きで食べることが多いですよね。
その蒲焼きのたれ、いったい何キロカロリーくらいあると思いますか?
実は大さじ一杯で124キロカロリーもあるんですって!このカロリー、
なんとおにぎり1個分のカロリーに相当します。
砂糖やみりんもたっぷりなのでお子さんに食べさせる時は注意が必要です。
まずはたれをかけずにうなぎ自体を電子レンジで温めましょう。
その後キッチンペーパーでたれや余分な脂をふき取って、
大人の半分以下の量のたれをかけて味付けすると安心ですよ。
注意点③うなぎは少量から食べさせよう
うなぎもアレルギー反応が出る場合があることを知っていましたか?
うなぎアレルギーの発症は稀だと言われていますが、
うなぎにアレルギーを持つ人はいます。
そのため最初は少量から食べさせるといいでしょう。
また、栄養士さんとしてもうなぎは栄養価がかなり高いのでおすすめの食材と教えてもらいましたが、
他のお母さんからは大人と同じようにうなぎを食べさせた結果
「うなぎを食べた日の夜は全然眠らなかった!」という声をちらほら耳にします。
念のため確認をしたところ、
「うなぎを食べたから眠れない」という栄養学的な根拠はないとのことでしたが心配な方は少量から食べさせてあげるといいそうです。
赤ちゃん・幼児へのおすすめレシピは「うなぎごはん」
ここで「2歳代から食べられるのはわかったけどどうやって与えたらいいの?」というさらなる疑問が出てきますよね。
そこで簡単に取り入れやすい「うなぎごはん」をご紹介します。
まず買ってきたうなぎを細かく刻みます。この時、たれはかけないようにしましょう。
そして小骨がないことを確認してごはんと混ぜるだけ!
つかみ食べのお子さんにはうなぎごはんを小さなおにぎりにすると自分で食べることができます。
もともとうなぎについているたれも程よく薄まるので取り入れやすいレシピだと思います。
まとめ
「うなぎって何歳から食べていいの?」という疑問についてまとめると
- うなぎは2歳頃から食べるのが安心!
- 与える時は小骨をしっかり取り除こう!
- うなぎは味付けが濃いのでたれを薄めるのを忘れずに。
- アレルギーの心配もあるので最初は少量から与えよう!
- 最初にうなぎを食べさせる時は「うなぎごはん」にTRY!
土用丑の日以外も食べたくなるくらい美味しく、また非常に栄養価も高いうなぎですが、
子どもに食べさせる時期は悩んでしまいがち。
またどんなことに気をつけていいか、わからない部分が多いですよね。
食べさせる時期と注意点をしっかり押さえれば家族みんなで楽しくうなぎを食べることができますよ!