暑い季節が到来し、扇風機を活用する家庭が増えてきます。
しかし、初めての夏を迎える赤ちゃんがいる家庭では、扇風機の使用に不安を感じるかもしれません。
この記事では、赤ちゃんが寝るときの扇風機の正しい使い方や注意点を詳しく解説します。
ココがポイント
- 赤ちゃんに扇風機をかけっぱなしにすることは推奨されない理由。
- 扇風機を使う際の風の向きや強さの調整方法。
- 部屋の湿度や温度の管理と扇風機の関係性。
- 扇風機使用時の赤ちゃんの安全対策と注意点。
赤ちゃんが寝るときの扇風機の正しい使い方
- 赤ちゃんに扇風機をかけっぱなしは大丈夫?
- 赤ちゃんに扇風機を当てるときのポイント
- 扇風機の風の強さと赤ちゃんの安全
- 部屋の湿度、温度管理と扇風機の関係
- 赤ちゃんが夜寝るときの上手な扇風機の使い方
赤ちゃんに扇風機をかけっぱなしは大丈夫?
結論から言うと、赤ちゃんに扇風機をかけっぱなしにすることは推奨されません。
扇風機の風は身体の熱を奪ってしまうということになります。
大人なら涼しくなりすぎたら、自分で調整できますが、赤ちゃんは無理ですよね。
だから、赤ちゃんに扇風機の風を長時間当て続けると、体温調節が未熟な赤ちゃんが体温が下がりすぎてしまう危険があるのです。
一晩中扇風機をつけていたら、赤ちゃんが風邪を引いてしまうということも。
体温調節が未熟な赤ちゃんが寒くなる可能性があります。
赤ちゃんに扇風機を当てるときのポイント
扇風機を使う際は、風が直接赤ちゃんに当たらないように工夫が必要です。
具体的には、扇風機を壁に向けて風を当てる、または扇風機の首振り機能を活用する方法があります。
これにより、部屋全体の空気を循環させることができます。
扇風機の風の強さと赤ちゃんの安全
風の強さも考慮する必要があります。
強すぎる風は赤ちゃんの皮膚に刺激を与える可能性があります。
一般的に、扇風機の風速は「弱」から「中」の範囲が適しています。
部屋の湿度、温度管理と扇風機の関係
扇風機を使用すると、部屋の湿度が下がる可能性があります。
特に冬季は注意が必要です。
湿度が低くなると、赤ちゃんの皮膚が乾燥しやすくなります。
湿度計を設置して、湿度が40~60%の範囲内であることを確認しましょう。
直接風を当てないこと
まず、基本は扇風機の風を赤ちゃんに直接当たらないように気を付けましょう。
特に赤ちゃんは汗をかくので身体が濡れた状態で扇風機の風に当たると、汗が渇くと同時に身体の体温も奪われていってしまいます。
お風呂上りなんかも注意が必要です。
扇風機は赤ちゃんから離れたところに置いて、窓や扉を開けておくと空気が流れるので、涼しくなりますよ。
扇風機は首振りにして、首を上に向けておくと、いい感じに部屋の空気をかき混ぜてくれます。
真夏はエアコンとの併用がオススメ
エコの事を考えるとエアコンの冷房の温度は25~28℃が良いとされています。
赤ちゃんがいる部屋もこれくらいがちょうど良いそうです。
でも、真夏はこの温度だと暑いときがあります。
そんなときは扇風機の出番です。
コツは、エアコンの下に置くこと。そして、首は上向き首振りで。
こうすることで、エアコンの風が赤ちゃんに当たることも防げますし、エアコンの風が分散されて部屋に広がるので、涼しく感じることができます。
赤ちゃんが夜寝るときの上手な扇風機の使い方
赤ちゃんが夜寝るときの扇風機の使い方は、夜は昼間よりも温度が低く、体温も日中より低くなっています。
その状態で、扇風機の風を当てていると、冷えすぎてしまう可能性もあります。
そんなときは、扇風機の風を昼間より弱くして、赤ちゃんが寝ている場所から離れた場所に置いて、添い寝しているならママやパパが壁になる感じで使っても良いと思いますよ。
でも、パパやママも扇風機の風に、長時間当たるのは良くないですから、タイマーを使ったりして、冷えすぎないように気を付けて下さいね。
これ、エアコンも一緒です。昼間より微風にして上手く調整してあげて下さい。
もし、パパが暑がりさんだったら、夏の間だけ寝室を別にするのも1つの方法かなと思いますよ。
赤ちゃんが寝るとき:扇風機使用時の注意点
- 扇風機の掃除と赤ちゃんの健康
- 乾燥と扇風機の使用:赤ちゃんへの影響
- 赤ちゃんのアレルギーと扇風機の関連性
- 扇風機の安全対策を!
扇風機の掃除と赤ちゃんの健康
扇風機は定期的に掃除する必要があります。
ダストやハウスダストが扇風機に溜まると、それが風に乗って赤ちゃんの健康に影響を与える可能性があります。
掃除の頻度は週に一度が目安です。
乾燥と扇風機の使用:赤ちゃんへの影響
扇風機の使用は部屋の湿度に影響を与えます。
乾燥が進むと、赤ちゃんの皮膚や呼吸器に悪影響を及ぼす可能性があります。
乾燥を防ぐためには、加湿器の併用するのも良いと思います。
赤ちゃんのアレルギーと扇風機の関連性
扇風機の使用が赤ちゃんのアレルギーに影響を与える可能性も考慮する必要があります。
具体的には、扇風機に溜まったダストがアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
アレルギーが心配な場合は、HEPAフィルター付きの扇風機を選ぶと良いでしょう。
扇風機の安全対策を!
赤ちゃんが動き回らないうちは良いのですが、ハイハイが出来るようになったら、扇風機の安全対策をして下さいね。赤ちゃんって、なんでも触りたがりますから、扇風機の隙間に指を突っ込んで怪我をする事故が結構起きていますから。
我が家も、子供が小さいころに扇風機の隙間に指を入れてしまって、回っている羽根に指が当たって大泣きしたことがあります。
幸い怪我はしなかったですが、本当、危ないです。
扇風機のカバーが売っているので、それをかぶせておいたりしても良いのですが、知恵がついてくると、裏からとか指を突っ込もうとしますから、大人が見ていないときは、扇風機は切っておいた方が良いかもしれません。
赤ちゃんが寝るときの扇風機の使い方についてまとめ
それでは、赤ちゃんと扇風機の付き合い方についてまとめます。
- 赤ちゃんに扇風機をかけっぱなしは推奨されない
- 扇風機の風は身体の熱を奪う
- 赤ちゃんの体温調節は未熟で冷えすぎる危険がある
- 扇風機を使う際は直接風が当たらないよう工夫が必要
- 風の強さは「弱」から「中」が適している
- 扇風機使用により部屋の湿度が下がる可能性がある
- 扇風機の定期的な掃除が必要で、ダストが健康に影響を与える可能性がある
- 扇風機の使用は部屋の湿度に影響を与え、乾燥が進むと赤ちゃんの皮膚や呼吸器に悪影響がある
- 扇風機に溜まったダストがアレルギー反応を引き起こす可能性がある
- ハイハイができる赤ちゃんは扇風機の安全対策が必要
- 扇風機のカバーを使用するか、大人が見ていないときは扇風機を切ることが推奨される
- 赤ちゃんは自分で意思表示できないため、扇風機使用時には赤ちゃんの様子をよく観察する必要がある
扇風機は気を付けて上手に使えば、赤ちゃんに使っても大丈夫ということがわかりました。
赤ちゃんは自分で、意思表示できませんから、扇風機を使うときは、赤ちゃんの身体が冷えていないか、ママやパパは赤ちゃんの様子をよく観察してあげて下さいね。
扇風機を上手に使って、暑い夏の夜を快適に過ごせるようにしましょう!