共働きの家庭が増えてきたことによって、おじいちゃんやおばちゃんがパパやママに変わって、孫の面倒を見ているというお宅は増えているのではないでしょうか。
働いているママにとって、自分や夫の両親が子育てのサポートをしてくれることは、とても心強いですね。今、こうして祖父母が孫のお世話をする「孫育て」が注目されているそうなのです。
そこで、今回は孫育てについてまとめていこうと思います。
孫育てのメリットやデメリット、そして孫育てに対して、ママが気を付けることや心得ておくことなども、見ていきます。
孫育てとは?
そもそも孫育てというのはですね、書いて字の如し、祖父母が、ママやパパに代わって、孫の面倒を見ることです。
核家族化も進む中、共働きで、ママも仕事に出るために祖父母に子供を見てもらっているという家庭も増えてきているようです。
最近では、母子手帳と一緒に「孫育て」の冊子がついて来たり、「孫育て講座」なんてものがある地域もあるようですよ。
私には、子供が4人います。今は、基本は家にいるので私が見ていますが、1番上の子のときは、夫の実家で同居をしていて、今はもう他界してしまいましたが、当時は義母に子供を見てもらっていた時期がありました。
今は、私が仕事をしていないので、頻度は少ないですが学校行事などで下の子を連れて行けないときは、母に家に来てもらって、子供たちを見てもらっています。こういうのも立派な「孫育て」をしてもらっているということですね。
孫育てのメリットは?
孫育てとして、祖父母と関わりを持つことは子供にとってどんなメリットがあるのでしょうか?
孫育てのメリットと言うと、やっぱり自分や旦那さんを育ててくれた両親ですから、大事な子供を安心して預けることが出来ることが大きいですよね。
保育園とかよりも融通が利きますから、働くママにとってはありがたいです。
子供にとっても、祖父母と言うのは自分にとって、絶対的な味方ですからね。パパやママからはもちろん、たくさんの人から、愛されているということを感じられて気持ちも安定します。
うちの子は、祖父母との関わりが多かったからか、お年寄りと話すのに抵抗がなく、お友達のおじいちゃんやおばあちゃんにも評判が良いです(笑)
そして、預けられる側の祖父母にとっても、子供の相手をすることが生きがいになったり、子供から元気を貰えますから、老化防止にもなります。
近所のおばあちゃんは、よくお孫さんを預かって見えるのですが「元気すぎて大変よ~」とか言いながらも、常に笑顔でハツラツとしています。
孫育ては、ママにも子供にも、祖父母にもメリットがたくさんありますね!
孫育てでのデメリットはある?
孫育てはメリットがたくさんですが、じゃあ、デメリットはあるのでしょうか。
祖父母に預けるデメリットというと、やっぱり、祖父母が孫可愛さに甘やかしてしまうことかなと思います。
おばあちゃんやおじいちゃんって、欲しがるからと、お菓子をたくさん与えてしまったりしちゃうんですよね。もう、これはあるあるですね。
お菓子食べ過ぎちゃうと、ご飯食べられなくなるし肥満も心配だし、ママとしては困っちゃいますよね。
それから、今と昔の育児の違いも問題になりますね。
育児って数年違うだけで、方針みたいなの変わります。我が家でも1番上の子と末っ子のときと、離乳食をあげる時期にしても違いがありますからね。
私たちの両親の頃の育児と言ったら、まったく違うことも出てきます。
おばあちゃんが、孫にアレルギーの心配のあるものを食べさせてしまったり、口移しで食べ物をあげたり…。ネットの体験談などでも、よく見かける内容ですよね。
孫のために良かれと思って、やってくれていることだけど、ちょっとしたデメリットになってしまうのですね。
孫育てでママが気を付けることは?
祖父母に孫を見てもらうということは、どうしてもデメリットは出てきます。
でも、デメリットは工夫をすれば、無くなるのではないでしょうか。
ここでは、孫育てのデメリットを無くすために、ママが気を付けておくことを診ていきましょう。
自分の子育て論は前もって話しておく
今の時代の子育ては、私たちの親世代の人にとっては、良く分からないことが多いと思います。
毎日、子供を預けるのであれば、家でのルールやしてほしいこと、これだけは止めてほしいことなどを、前もって話しておく必要があります。
ただ、頭ごなしに祖父母の育児を否定してしまうと、角がたつので、やんわりとした感じで伝えてあげて下さいね。
ただ、アレルギーのことなどは命に関わることなので、はっきりと伝えるようにして下さい。
相手が旦那さんの両親なら、旦那さんから伝えてもらうようにするのが良いですね。
[aside type="warning"]今と昔では子育てに対しての常識が変わってきています。
祖父母の意見も尊重しつつ、ママやパパの現代の子育て論も伝えておきましょう。[/aside]
ある程度は目を瞑ることも大切
私が、義母や私の両親に子供を預けたときに思ったのですが、注意したこととかあっても、お菓子を多く与えてしまったり、さんざん甘やかしてしまうんですよね。
でも、孫とこうして触れ合うことは、祖父母として嬉しいでしょうし、子供も楽しんでいるんですよね。
そこに水を差してしまうのは、酷かなとも思ったんですよね。だから、多少のことは目を瞑るようにしていました。
まぁ、うちの子は幸い、アレルギーもないですし、基本は私の育児のやり方を理解してくれていたので、こう思えたんですけどね。
気にしてばかりだと、こっちも疲れてしまいますから。
感謝の気持ちを忘れないこと
相手が、自分や旦那さんの両親だからということもあって、子供を預かってくれることが当たり前に思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、年を取ってから、子供の面倒を見るのは体力的にキツイこともあるはずです。
預かってもらう側のパパやママも、ご両親に「いつもありがとう」と感謝の気持ちを忘れないように、時には言葉で「ありがとう」と伝えてあげて下さいね。
まとめ
孫育てについてまとめると…
- 孫育ては祖父母がパパやママに変わって孫の世話をすること
- 孫育てはママにも子供にも祖父母にもメリットがいっぱい
- 祖父母として孫のためにすることがデメリットになることも…
- ママの行動でデメリットを無くし、感謝の気持ちを忘れないで!
出先のスーパーや飲食店で、お孫さんをつれた、おじいちゃんおばあちゃんを見かけると、大変そうだな~とは思うのですが、でも、おじいちゃんたちもお孫さんも、楽しそうなんですよね。
私自身も子供のころは母が仕事をしていて、同居していた祖父母に世話をしてもらっていたので、ちょっと懐かしいです。
祖父母と言うのは、子供にしてみると父母とは違った優しさがあるんですよね。
私の子供たちも、じいちゃん&ばあちゃんが大好きですよ。反抗期の中学生でも、祖父母には反抗しませんからね。
そして、いつかは私も、孫育てをする日が来るのかなと思うと、ちょっとワクワクします。