広告 妊娠・出産

里帰り出産のメリット・デメリットと両親・夫とうまくいく大事な心構え

2017年2月16日 ゆり

出産て喜ばしいことだけど、ママにとっては不安もやっぱりつきものですよね。

特に初めての出産では頼れる人が近くにいてくれる環境の方が安心。自分の実家に帰って落ち着いて出産したいと里帰り出産を選ぶ人も少なくないのではないでしょうか。

 

でもちょっと待って

 

里帰り出産っていいことばっかりなの?里帰りしなくてもいい?

 

里帰り出産を決める前に知っておいた方がいいメリット、デメリットと大事な心構えをまとめてみました。

 

私も妊娠9ヶ月から出産、一ヶ月検診までの3ヶ月間里帰りをしました。いろいろあった里帰り出産…私の実体験もお話しします!

 

メリット

まず、里帰り出産をするメリットから見ていきましょう。

 

  • 育児を経験した先輩がいる
  • 家事を任せられる
  • 育児に専念できる
  • ママの体を休めることができる
  • 親に孫の顔をすぐ見せてあげられる

 

里帰り出産のメリットは何と言っても楽なことです。楽というとちょっと語弊があるかもしれないですが、出産も育児も1分1秒でも人の手が借りられることってとっても助かるんです。

 

里帰りすれば、出産と育児を経験した先輩ママがいますし、料理、洗濯は任せてしまって、自分の体を休めることと生まれたばかりの赤ちゃんとしっかり向き合える時間が十分にとれます。

 

特に産褥期と言われる産後1か月はママの体を休めてあげることが最も大事なことです。この間に両親に頼ることができれば心にも体にも余裕が持てます。

 

私は普段、離れて暮らしている両親に孫の顔をいち早く見せたいと里帰り出産を決めました。もちろん赤ちゃんに毎日会えた産後1か月は喜んでいましたし、自分自身も思っていた以上に体がしんどかったのでご飯や掃除、洗濯の事を何も考えずに過ごせたことはとても助かりました。

デメリット

母娘ケンカ

次にデメリットを見てみましょう。

 

  • 検診を受けていた病院から転院しないといけない
  • 費用がかかる
  • 親の過干渉
  • 孫フィーバー
  • 夫がパパという自覚を持ちにくい
  • 産後クライシスのリスク

 

まず病院についてですが、よっぽど近い里帰りでない限り、検診と出産をする病院が変わるということになってきます。病院によっては、検診のみ、出産のみをNGとする病院もあるようなので、そのあたりは病院に確認が必要です。

 

費用面は交通費であったり、赤ちゃん用品が里帰り先にも自宅にも必要になってきたりと何かと出費があります。また、実家とはいえ、いろいろとお世話をしてもらうということで生活費を渡す人も多いようです。

 

そしてよく聞く親の過干渉です。私は妊婦の時も体調管理について口うるさく言われました。産後は赤ちゃんの分まで2倍です。

 

赤ちゃんがちょっと泣いたら、おむつじゃないの⁈お腹減ってるんじゃないの⁉︎白湯飲ませなさい。母乳足りないんじゃないの?抱っこしすぎたら抱き癖つくよ。・・・

さらにはミルクを勝手に飲ませたがったり、しゃっくりしてるだけで死ぬぞ!と大騒ぎしたり、ママである私のことを乳牛扱い…

 

はっきり言って親世代と今とでは育児に対しての考え方がまるっきり違います。それでも娘、息子を育ててきたという自信があるので先輩として口を出したくなってしまうんでしょうね。

それと、いくら経験者と言えど、出産・子育ての目まぐるしい経験は結構みんなすぐ忘れます。なので実母や義母、姉妹に対して何で理解してくれないのとか、心もとないセリフを言われたりとかそういうことを経験するかもしれないことを覚悟しておいた方がいいかもしれません。

産後ってママはホルモンバランスの関係で普通の精神状態ではいられないです。私もけっこうナーバスになってました。そういうことを周りの人が理解してくれるといいんですけど、なかなか理解してくれなかったりするんですよね。

 

また、一人離れて暮らすパパは、自分がパパになったと自覚したり、産後のママを労わってあげなければいけないという感覚が芽生えにくいです。この産後すぐの時期を一緒に乗り越えるか乗り越えないかで産後クライシスにも影響してくると言われています。

里帰り出産をする場合の心構え

 

里帰り出産にもメリットもデメリットもあることがわかりました。

そこで、里帰り出産をする場合の大事な心構えをお伝えします。

  • 両親への感謝の気持ちを口にすること
  • 夫とこまめに連絡を取り合うこと

 

甘えられる環境だからといって感謝を忘れてしまってはダメです。感謝を口にして、お互いを尊重し合いましょう。

また、旦那さんともこまめに連絡を取り合って状況を報告したり、感情を共有しあいましょう。

 

私の場合、毎日のように夫に電話して両親の愚痴をこぼしていたので、夫に対して産後クライシスのような嫌悪感を抱くことはなかったですし、赤ちゃんの写真も毎日メールで送っていたので二人で育児をしているというような感覚になれました。

 

里帰り出産をしないという選択も

親子3人寝ている

里帰り出産をしてストレスを溜めてしまっては元も子もありません。

状況によっては里帰り出産をしたくてもできない人や里帰りをしたけどすぐ戻ってきてしまったという人もいると思います。

大事なのはママが落ち着ける場所かどうかという事です。ちなみに私は2人目の出産は里帰りしないことに決めました。

もし里帰り出産をしない場合にも大事なポイントはあります。

  • 1人で何でもやり通せると思わないこと
  • 中途半端でやめることもときには大事

この2つです。

私も1ヶ月検診で看護師さんに「これから里帰り先から帰っても絶対全部一人でやろうとしないで!一人でなんて絶対無理だから。」と言われました。

まぁそんなこと言ってもなんとかできるでしょ!とか思っていたけど、この言葉は本当、身にしみて実感しました。なんと言っても旦那さんの協力は不可欠!不安なことも口に出して共有していきましょう。そして、他にも保健センターや病院や育児コミュニティなど頼りにできる人はたくさん周りにいます。困ったときは迷わず周りの人に相談しましょう。

 

そして、前は当たり前のようにできていた家事や仕事が中途半端で手を止めなければならない場面もたくさんでてきます。それは自分の体を優先するという事、赤ちゃんを優先するという事です。

赤ちゃんはママがいないと生きていけないので、中途半端でやめる勇気も時には大事です。

 

まとめ

里帰り出産についてメリット、デメリット、心構えをまとめると

 

  • 家事をサポートしてもらって、母体回復と育児に専念。感謝も忘れずに
  • 離れている夫ともコミュニケーションを取って育児を共有化
  • 病院が転院OKかどうか要確認
  • 親の過干渉はあるものと思って

 

これが難しければ里帰りをしないという選択も。

いくら両親に帰ってきてくれとお願いされても、一番大事にしなければいけないのはママの気持ちです。

妊娠後期から産後すぐはママの体も心も何かと不安定な状態です。

里帰りすべきかすべきでないかメリット・デメリット、心構えをよく旦那さんと話し合って納得のいくスタイルで安心して出産・育児をスタートできる環境を作っていきましょう。

 

-妊娠・出産
-, ,