働き方も多様化してきて、総務庁の調べでは共働きの世帯が約6割という結果が出ているようです。そんな共働きの夫婦だと妻が何から何まで一人でこなすより、やっぱり夫婦で家事を分担できた方が助かりますよね。
でも家事を分担しても、気に入らなくてもう一度同じ作業をやるはめになったり、やって欲しいことが違ったり、夫婦喧嘩に発展したり…なんてこともありますよね。
今回は、家事分担で不満がある方に夫婦で揉めないための大切な心構えを紹介します。今一度、家事分担についていっしょにしっかり考えてみましょう。
家事分担のメリット、デメリット
まず、家事分担のメリット、デメリットを考えてみましょう!
メリット
- 1人に対しての家事の負担が減る→仕事や趣味の時間が少しでも増える
夫婦で家事を分担するので、今まで1人でしていた時よりも時間は増えますね。
その増えた時間でゆっくりコーヒータイムをしたり趣味の読書をしたりなんて有意義に過ごせそうですね。
- 夫婦で家事の大変さが分かり合える→夫婦仲が良くなる
共働き夫婦だと時間のすれ違いなどもあったりしますが、2人で家事をすることでお互いの大変さも分かり合えるんじゃないかなと思います。
奥さんの方が仕事もして家事をほとんどするとなると旦那さんは、奥さんの大変さって分かっているようで本当のところ理解できてないですよね。
旦那さんも仕事が終わって家事をすれば、お互いの大変さが身をもって分かるはずです。
そうすればお互い感謝の気持ちが生まれてきたり、「今日は疲れてるかな」なんて気遣う事もできるようになりますね。
- 生活的余裕→心の余裕に
共働きで家事も分担すれば、フルタイムで奥さんも働く事ができますし、金銭的にも余裕がでてきます。
お金の余裕は心の余裕にも繋がりますし、旅行へ向けて貯金なんてすればさらに充実した夫婦生活になりそうですね。
次はデメリットについて
デメリット
- 家事の質が違うストレス
きれい好きな人もいれば掃除が雑な人もいます。夫婦でも掃除の仕方や質は全然違いますから、相手の掃除が綺麗にできてなかったりしたらストレスに繋がりますよね。
自分はきちんとしてるのに彼はチャチャッとやって隅っこにはゴミが!なんて良くありますよね。
- 家事分担の縛りによるストレス
家事分担の仕方は夫婦によって様々ですが、例えば曜日でお皿洗いを決めているとします。
でも仕事が遅くなってできない日もあったりするかもしれません。
役割分担をした為にできないという事がストレスになったり、代わりにやったパートナーが何で当番じゃないのにやらなきゃならないんだと不満が出てきたりするかもしれません。きっちりと役割を決めた故にその取り決めが自分達を苦しめる事もあるのです。
揉めない為の大事な心構え
家事について「こうあるべき」とか「こうしなきゃ」なんて固い頭でいると喧嘩になりがちです。ときには「これくらいでいっか」なんてちょっといい加減な気持ちも大事ですよ。
あとはお互いを思いやる気持ちと感謝をちゃんと言葉で伝えること。意外と「いつもありがと」なんて言葉がけだけで相手がやる気になったり、自然と家事を手伝ってくれちゃったりしますから。(笑)
ちょっと我が家の結婚当初の話をしますと…
旦那は仕事は朝早くから遅くまで、休みも日曜日だけでした。
私は朝は9時から夕方5時までの仕事をしていたので、必然的に私がほとんどの家事をしていました。旦那は仕事が忙しいということも分かっていたので、家事の負担が私でも不満はありませんでした。
ただ1つ不満があったのは…旦那が遊びに行く時。
家の事何もしないのに遊びに行かれるのが何か嫌だったんですよね。だから遊びに行く時は何か一つ家事をして出掛けてもらうようにしました。皿洗いだったり部屋の掃除だったり。
すると気持ち的にも私ばっかり、、、という気持ちも少なくなって、旦那も家の中の事を少しは気にかけてくれるようになりました。「洗剤なくなったよ〜」何て言葉は掃除をしてくれないと出てこない言葉ですからね。
子供ができて、やっていた仕事を辞め短時間のパートを今している私ですが、旦那には家事分担は風呂掃除とゴミ捨てだけやってもらってます。
この二つだけでやった感を出されてはイラっとしますが、あとは手伝い要員としてお願いしています。ちょっと手を貸して欲しい時にお願いする感じで。
その分、子供と遊んでもらうようにしていますよ。その方が私は助かるんですね〜!自分のタイミングでパパッと家事が終わりますし。
まとめ
まとめると
①家事分担することで心にも時間にも余裕ができ、お互いを理解し合える
②お互いを思いやる気持ちと感謝の言葉で家事のストレスを解消
こんな感じでしょうか。家事にしても夫婦間にしても家庭にストレスが無いのが一番。
お互いのことを思って手伝ってもお互いがストレス溜まってしまっては元も子もありませんからね。
夫婦でしっかり話して家事のあり方、役割分担を決めて、時々、方向修正をしたり二人にとってどんな形が一番いいのか模索していって下さい。
夫婦の数だけ家事分担の方法もたくさんあっていいと思います!
そして思いやりと感謝の気持ちだけは忘れずにいる事が家事分担も夫婦生活も上手くいくコツですよ!