赤ちゃんの頃のお出かけと言うと、抱っこやベビーカーが主ですよね。でも、これが自転車で出かけられるようになったら、すごく楽ちんですよね。
私には中学生と小学生の娘2人と年長児と2歳児の息子が2人、計4人の子供がいますが当然のように長女が小さいころから子供を自転車に乗せております。便利ですよ~。
今回は、これから子供乗せのために新しく自転車を準備しようと思っているママさんのために、私自身の経験を基に子供乗せ自転車の選び方を紹介していきます。
子供と自転車に乗れるのは何歳から何歳まで?
子供を自転車に乗せる時期は、メーカーや乗せるのが前か後ろかによって違います。
私が、今使っている自転車は、長男が幼稚園に入るときに購入したのですが、前カゴが子供乗せになっているタイプの自転車です。後ろにも子供乗せのシートを付けています。私の自転車の前カゴは生後10か月頃から乗せられるようになっています。後ろのシートは1歳から乗せられるとなっています。
今、前のシートには2歳の次男が乗っていますが、この子は腰がしっかり座った9か月頃から乗せています。もちろんヘルメットもさせています。重そうでしたけど(笑)
前カゴが子供乗せタイプの物じゃなく、前に取り付けるタイプのシートもありますね。娘たちの頃はこのタイプでした。これも10か月頃から乗せることが可能です。
後ろ乗せですが、これは最低でも2歳過ぎからが良いかなと思います。なんなら3歳くらいからがベストだと私は思います。理由は、後ろは見えないからです。
前なら、子供の様子が見えるので、声をかけられますが後ろだとそうはいかないですよね。なので、後ろのシートに乗せるのは、ママに言う事をきちんと聞けるようになってからが、おすすめです。
いつまで子供を自転車に乗せられるかは、前は4歳くらいまで、後ろは、6歳までと書かれていると思います。子供の体格によっても変わりますが、だいたい小学校に入ったら自転車の子供乗せは卒業ですね。
子供乗せ専用自転車or普通の自転車
子供を乗せるのに、子供乗せ専用車か普通のママチャリかは悩むところですよね。
これは、子供を乗せるパターンや、子供の年齢によって決めると良いと思います。パターンは3つです。
前乗せ
前乗せは、自転車の前部分に子供を乗せます。前カゴが子供を乗せるシートになった自転車と、もともとママが乗っていた自転車に、後付けするシートとあります。
メリットは、小さいうちから乗せられることと、子供の様子が見えることですね。
デメリットは、子供が大きくなってくると、ハンドルが取られたりして操作が難しくなることと、子供の背が伸びると小柄のママだと前が見えにくくなります。
後ろ乗せ
後ろ乗せは、ママの後ろに子供を乗せることです。後ろの荷台のところに後ろ乗せ用シートを取り付けて、そこに乗せます。
6歳まで乗せられるので、乗せ始める年齢によって長く使えますし、ハンドルを取られないので、自転車の操作に支障が出にくいです。ただ、後ろなので子供の様子が見えないので不安はあります。
3人乗り
自転車の前と後ろに1人ずつ乗せて、ママと3人で自転車を使う状態ですね。ところで、ちょっと前までは3人乗りはNGだったそうですね…これは、最近知りました。というか、上の子たちのときは、普通に3人乗りしちゃっていましたけど…何にも言われなくて良かったです。今は、3人乗りとして基準を満たした自転車ならOKという事になっているようです。
3人乗りを想定しているのであれば、3人乗り用に指定されている自転車が当然良いですし、そうでないのなら、普通の自転車に後付けでもOKだと思います。
ただ、前乗せから始める場合も、子供乗せ専用の自転車の方が走るときに、ハンドルを取られにくく設計されていますので、安心かなと思います。
子供を乗せる自転車を選ぶ時のポイント
子供乗せ自転車を選ぶ時のポイントを紹介していきますので、買うときの参考にしてみて下さいね。
安全基準を満たしている自転車を選ぶ
子供を乗せて走るので、自転車自体がきちんと安全な物かを確認しましょう。子供乗せとしての安全基準を満たしているという証の「BAAマーク」と「SGマーク」が付いているか確認して下さい。3人乗りには「幼児2人同乗基準適合車マーク」もついている自転車を選んで下さい。
自転車のサイズがママの身長にあっているか
自転車は、ママの身長にあったサイズの物を選んで下さい。もし、パパも自転車を使うとしてもママに合わせて下さいね。子供を乗せていると、ちょっとしたことでバランスを崩しやすいので、足がしっかりつく自転車が安心です。子供乗せをする場合は、大き目の自転車を無理に乗るのは危険なのでNGです。
中古or新品
これは、ママ次第ですね。子供乗せは期間限定なので中古でも気にならないのであれば、きちんと整備してあって安全基準を満たしているのであればOKだと思いますよ。気になるのであれば、やはり新品がおすすめです。
電動にするかどうか
子供乗せ専用の電動自転車もありますね。ただし、電動自転車は高いので悩みどころだと思います。電動にするかは自宅の周りの環境や自転車の使用頻度によって決めると良いかなと思います。自宅付近に坂道が多かったり、子供2人乗せて、毎日使うのであれば電動自転車の方が楽です。そうでないなら、電動付きじゃなくても十分事足りると思いますよ。
子供乗せ用の自転車を買うときのポイントと言うと、これくらいでしょうか。あとは、お財布との相談かなと思います。
そうそう!自転車を買うときは試乗をしてから決めて下さいね!
ちなみに私自身のことですが、私は身長が150センチないんです。なので足が付くことが絶対条件でしたよ。
子供を自転車に乗せるときに注意すること
子供を自転車に乗せるときの注意点をいくつか書いておきます。子供を自転車に乗せるときは頭に置いておいてください。
ヘルメットとシートベルトは必須
万が一、転倒した時に子供の命を守るために、たとえ嫌がってもヘルメットとシートベルトは着用して下さいね。着用しないと自転車には乗せられないことを子供にも根気強く教えて下さい。
子供を乗せたまま自転車から離れない
子供が乗った状態のまま大人が自転車を離れるのは、とても危険です。普通でも風が吹いたりしたら自転車って倒れることありますよね。子供が乗っていると安定が悪くなるので更に倒れやすくなります。なので、一瞬でも自転車を離れるときは、子供を降ろして下さいね。
無謀な運転は絶対にしない
これは、普段でも当たり前のことですが、子供を乗せているなら尚更です。無謀な運転で転んだり、ましてや交通事故にあったりしたら、自分だけじゃなく子供も危険にさらされることになります。子供を自転車に乗せているという事は、子供の安全も命もママにかかっているという事を、忘れないで下さいね。
まとめ
自転車の子供乗せについてまとめると…
- 自転車の子供乗せは、前は10か月ごろ~4歳、後ろは2歳過ぎ~6歳が目安
- 子供乗せ専用か普通の自転車かは子供を乗せるパターンで決める
- 安全基準を満たしている自転車を選ぶことが大切です
- 自転車に子供を乗せるときは普段よりも慎重に行動を!
私は、車の免許を持っていないので、自転車は大事な移動手段ですが、普段は車での移動が多いママも、たまに子供乗せ自転車で子供と出かけるのも楽しいですよ。
子供と一緒にサイクリングするのも素敵だと思います。