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赤ちゃんって室内で靴下を履いたほうがいい?履かないほうがいい?

2017年2月7日 ゆり

大人は一年中履くことの多い『靴下』ですが、赤ちゃんには履かせたほうがいいのでしょうか?特に迷うのは「赤ちゃんは室内で靴下を履いたほうがいいの?」ということ。そこで今回は赤ちゃんは室内で靴下を履かせたほうがいいのかについて考えてみました。

 

室内では靴下を履かせたほうがいい?履かせないほうがいい?

「赤ちゃんは室内で靴下を履かせた方がいいの?」これは誰しも悩む問題ですよね。

結論から言うと「赤ちゃんは室内では靴下を履かせない方がいい」です。

これはなぜかというと、冬の赤ちゃんの手足は冷たく「あっ!靴下履かせないとかわいそう!!」と思ってしまいがちですが、実は赤ちゃんにとって手足が冷たいという状態は普通の状態なのです。背中まで冷たくなっているともう少し重ね着をさせてあげた方がいいですが、背中が暖かく、手足だけ冷たいのであれば心配いりません。

また、裸足というのは赤ちゃんが立ったり歩いたりする上で土踏まずの形成を促したりすると言われています。何より、フローリングなどの滑りやすい床材で滑ってしまい、怪我の原因となってしまいます。最近は滑り止めのついた靴下も販売されていますが、室内では靴下を履かせない方がいいですね。

赤ちゃんの手足って冷たいのが普通?

ところで赤ちゃんの手足が冷たいのが普通、と聞いてもやはり心配になってしまいませんか?

そこで、赤ちゃんの体の構造を少し知っておくといいかもしれません。赤ちゃんの手足が冷たい理由は、手足の末端の血管を収縮させて体温調整をしているからです。また大人と比べて、皮下脂肪もまだ少ないのでからだの表面から熱が逃げやすい状態なのです。

履かせると怪我のリスクが高くなる!?

我が家の話になりますが、息子が1歳頃、保育園に預け始めました。その頃はちょうど寒く、毎日息子に靴下を履かせていきました。

そしてお迎えの時、私の顔を見るなり「おかーさーん!!」と飛んでくる息子・・・が!!「ドッシーン!!」

目の前で滑ってこけて口を怪我しているではありませんか。私もびっくり、先生もびっくり。

 

滑り止めのついた靴下を履いていても滑ってしまうのだから、よっぽど寒い日でない限りは室内での靴下は履かないようにした方がいいと感じた瞬間でした。

1歳後半といっても、歩き方はだいぶしっかりしてくる時期ですが、子どもの歩き方はまだまだ不完全なもの。室内での靴下は怪我をする恐れがありますので、できるだけ控えましょうね。

履かせないとこんなメリットも!

では逆に靴下を履かせないとどうなるのでしょうか?実は室内で靴下を履かせないデメリットはほとんどなく、むしろ良いことの方が多いんです!

まず靴下を履かせないことで土踏まずの形成を促し、素足で受ける刺激で、感覚や脳細胞の成長も促進されます。

ハイハイ期の赤ちゃんでも靴下を履いたままではうまくハイハイできない子も脱がせたらハイハイできるようになった!という話や、つかまり立ちを始めた赤ちゃんも裸足でしっかり踏みしめることによってしっかりと立つ感覚が養われると言われています。また足の裏から放熱できることで体温の異常な上昇を抑えられるのでいいことずくめなのです。

 

ところで寝ているときは履かせるの?

特にこの寒い時期には赤ちゃんに寝る前に靴下を履かせた方がいいのか履かせない方がいいのか悩みますよね。

しかし、寝ている時も赤ちゃんに靴下を履かせない方がいいでしょう。それはやはり赤ちゃんの体温調整機能がまだ未熟で新陳代謝が活発で熱がこもりやすいため、靴下などで熱がこもってしまうと熱が上がりすぎる可能性があるからです。赤ちゃんが寝ていて寒そうな時は、しっかり布団をかけてあげたり、スリーパー(=着る布団)、レッグウォーマーなどを着用させてあげたりするといいですね。

 

「赤ちゃんに室内で靴下を履かせたほうがいいの?」についてまとめると

 

  1. 赤ちゃんは室内での靴下はNG!裸足で過ごそう!
  2. 赤ちゃんの手足が冷たいのは体温調整をしているから
  3. 室内で靴下を履くと転倒の恐れが。怪我を避けるために靴下は脱ごう
  4. 室内で靴下を履かせないと土踏まずの成長にもメリットが!!
  5. 寝ている時も裸足でOK!

 

つい悩んでしまう赤ちゃんの靴下問題ですが、赤ちゃんは足が冷たいのが普通と知っていれば過剰に心配しなくてすみますね。ハイハイ・たっち・よちよち歩き、どの段階においても室内では靴下を履かせないメリットがいっぱいです。レッグウォーマーなどで保温をしっかりして楽しく遊びましょうね!

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