感動の出産から3か月ちょっと…小さかった赤ちゃんも、少し大きくなって首も座ってくる頃ではないでしょうか。子供のイベントっていくつかありますが、この頃にやるイベントと言うと、「お食い初め」ですね。
ところで、お食い初めのお祝いって、どこでやりますか?家でやるか外食にするか…ちょっと悩みますよね。それに、初めての赤ちゃんの場合って、お食い初め自体がどんなものか、大まかにしか分からなくないです?
私は4人の子供がいます。え~っと正直に言いますと、1人目しかやっていませんが…しかも、もう10年以上前です。その時も、よくわからなくて色々、調べました。
今回は、我が家の長子のときの事を思い出しながら、これから初めて、お食い初めのお祝いをする赤ちゃんのママさんの為に、お食い初めについて詳しくまとめていこうと思います。
お食い初めって何?いつするの?
お食い初めは、赤ちゃんの成長を祝うと共に、赤ちゃんが一生食べ物に困らないことを願うための儀式だそうです。
お食い初めは「百日祝い」とも言って、赤ちゃんが生後100日になる頃に行います。
この日は、お食い初めのお祝い膳を用意して、それを赤ちゃんに食べさせる真似をします。「箸はじめ」とか、歯が生え始める子もいることからか「歯固め」と呼ぶこともあるそうです。
お食い初めの時期としては、生後100日と言われていますが、ピッタリ100日じゃなくても、家族や招待する人の都合に合わせて近い日にちでOKです。地域によって110日目や120日目に行う所もあるそうですよ。
お食い初めのお祝いの準備
お食い初めのだいたいの日にちが決まったら、準備を始めます。お食い初めの準備について書いていきますね。
お食い初めには誰を呼ぶ?
赤ちゃんのお祝いで、考えることと言うと「誰を呼ぶか」ですよね。昔は、親戚なんかも招いて、お祝いをしていたそうですが、今は、ママやパパと赤ちゃんにとっての祖父母だけで家族で、お祝いをする家庭が多いそうです。
我が家のときは、義父は他界していていないので、義母と義兄姉家族(旦那は4人兄弟の末っ子です)、それから私の両親を、当時住んでいたアパートに来てもらいました。
お食い初めに準備する食器
お食い初めで赤ちゃんが使う食器ですが、正式なものは漆器のお膳を用意します。男の子は朱塗りのお膳、女の子は内側が朱、外側が黒塗りのお膳を用意します。お箸も、お祝い用の箸を準備します。
このように正式なものはありますが、赤ちゃんがこれから離乳食で使う予定のベビー用の食器でも大丈夫です。我が家は友人から出産祝いで貰ったベビー食器のセットをこの日に開けて使いました。
お食い初めのお祝い膳について
次は、用意するお祝い膳の料理です。
・鯛
・赤飯
・お吸い物
・煮物
・香の物
・歯固めの石
献立は、上記のとおりです。鯛は日本のお祝いには欠かせませんね。煮物に使う食材は、紅白ってことで、ニンジンと大根、そして長寿な生き物の亀の甲羅をイメージしたカボチャ、そのほかに旬の食材も使います。香の物は、野菜の漬物や酢の物のことですね。
歯固めの石は、赤ちゃんがお宮参りに行った神社の物を拾ってくるのが良いそうですが、近所の神社や河原なんかで拾ったものでもOKだそうですよ。
我が家の時は、鯛だけは義母が用意してくれたので準備しましたが、あとは私と母で用意しましたよ。石は近所の神社で拾ってきました。
お食い初めのお祝いのやり方
ではでは、お食い初めのやり方を説明していきますね。簡単に言うと、お祝い膳として用意した料理を赤ちゃんに食べさせる真似をするのですが、正式なやり方には、食べさせる順番があります。
順番は「赤飯→お吸い物→赤飯→鯛→赤飯」で、これを3回繰り返してから歯固めの儀式として、箸で石を触って、その箸で赤ちゃんの口をチョンチョンと当てます。
食べさせる人は、招待客の中で1番年上の人にお願いします。この時、赤ちゃんが男の子なら男の人、女の子なら女の人にやってもらうのが良いそうです。
とはいえ、形式にこだわることはないので、ママやパパがやっても良いし赤ちゃんの祖父母である両方の両親に交代で、やってもらっても良いかと思います。
うちの長子は女の子でしたから、私の父に抱っこしてもらって義母と実母に交代で食べさせる役をしてもらいましたよ。あと、姪っ子がやりたがったので、やってもらいました(笑)
お食い初めのやり方の動画を紹介します。参考にどうぞ♪
https://youtu.be/KDEQLy0KPLw
お食い初めはどこでするのが良い?(家or外食)
お食い初めのお祝いをする場所も、ママとしては悩みどころですね。特に「ここじゃなきゃダメ」という事はないので、自宅でやっても料亭に行ったり外食でお祝いしても、問題はないそうです。参考までに、自宅でやる場合と料亭でやる場合のメリットとデメリットを考えてみました。
料亭でのお祝い
料亭で、お食い初めをするメリットは何といっても手間がかからない事です。料理はプロにお任せできるので、そこはママも助かると思います。ただ、やはり、きちんとした料亭で…となると、全員分の料理を用意すると、ちょっと値は張るかなぁと思います。
それと、こちらは赤ちゃん連れなので、周りへの配慮も気を付けなくてはいけないかなと思います。
家でのお祝い
私も家でやったのですが、家なら赤ちゃんがいても周りに気を使う事がないのが1番のメリットですね。あとは、お値段が安く済むことです。我が家は義兄弟の一家も呼んでいたので、当時、大人も子供も含めて10人ちょっとになったので、これで料亭なんかでやったら、すごい金額になっていたと思うので…。
デメリットは、準備の手間ですね。私は義母や実母に協力してもらったし、義兄がお寿司職人さんでプロなので、そんなに大変ではなかったですが、そうでないママさんは大変かもしれません。
でも、最近では、お祝い膳の食器もレンタルがあるし、料亭などで注文して宅配してもらう方法もあるので、そういったサービスを利用するのも良いのではないでしょうか。
私個人としては、自宅かご実家とかでお祝いするのが、おすすめかなと思いますよ。気兼ねないのが1番なので。
まとめ
では、お食い初めについてまとめると…
- お食い初めは生後100日頃に行う赤ちゃんが食べ物に困らないようにと願う儀式
- 食器やお祝い膳などを準備します。家族でする人が多い
- やり方は正式なものもあるけど、形に拘らなくてもOK
- 家と外食それぞれのメリット・デメリットがある。気を使わないのは家
上記のとおりです。
子供のためのお祝いと言うのは、どれもそうですが、お食い初めも根本は赤ちゃんの成長を祝って、赤ちゃんの将来の幸せを願うものだと思うんです。正式なものは、きちんとしたやり方があります。
でも、形式にとらわれなくても赤ちゃんの事を大切に思う人が、集まってお祝いをすることに意義があります。ママやパパが納得する形でお祝いしてあげれば、それだけで素敵な記念日になると、私は思いますよ。
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