お産って初めてでも経験した人でもやっぱり不安や恐怖はなかなか消せないですよね。
出産のときもし、旦那さんがそばで支えてくれる立ち会い出産なら少しは不安も恐怖も軽減されるかもしれません。
でも、立ち会い出産って良い事ばかりなんでしょうか?
私は正直、最初の子を妊娠しているとき立ち会い出産にしようかどうか迷いました。
というのも、あまりいい話を聞かなかったからです。例えば、女として見れなくなった…とか、暴言を吐いてしまってそれが尾を引きずっているとか…
それでも迷った結果、2度の出産で両方とも立ち会い出産を選びました。
今回は、この経験をもとに立ち会い出産のメリットデメリットについて紹介していきます。
立ち会い出産にしようかどうか踏み切れずにいる妊婦さん、参考に読んでみてくださいね。
立ち会い出産のメリット
私が感じたメリットデメリットをあげていきますね。
- 旦那が居てくれると安心感があり心強い
- お産の感動を共有できる
- 父親としての実感が湧いてくる
お産は、何度経験してもなかなか慣れるものではありません。何人産もうが、その度にお産の内容は違います。
いつ陣痛が始まるのか、あとどれ位陣痛を耐えればいいのか、赤ちゃんは無事に産まれてくるのか…そんな不安がぐるぐるぐるぐる…
そんな時、パートナーがそばにいてくれるって本当に心強いんですよ。
もし普段頼りない旦那さんだったとしても(笑)
出産の時ほど周りの人に感謝できる時はありません。
痛い、つらい、大変なときにギュッと手を握ってくれる存在はとても大きいと私は感じました。
耐えるのは自分1人でも乗り越えるのは2人、いや産まれてくる赤ちゃんも入れて3人ですよ。
そして、この長い闘いを乗り越えたときの感動は計り知れないものがあります。うちの旦那も、赤ちゃんが産まれた時は涙ぐんでいました。
と同時に、父親としての実感を再確認したようなそんな感じでした。
立ち会い出産のデメリット
次にデメリットをあげてみます。
- 陣痛で苦しんでいる時の旦那の態度にイラッとくる
- お産が壮絶で失神してしまう事もある
- 女として見れなくなる
デメリットとしては、長い陣痛中の旦那の態度にイラッとしてしまう事でしょうか。
うちは基本、一緒になって頑張ってくれていたのですが、陣痛がおさまるとスマホをいじったり、ゲームをしだしたり、居眠りしたり…
それから陣痛中に義母を連れてきたリとか…
デリカシーのなさにけっこうイライラが募りましたね。
旦那からしても、いつ終わるか分からない陣痛を一緒に耐えるのは大変だったようですが、見えないところで休むとか、ゲームするとかちょっとした気遣いをしてほしかったですね。
それから、中にはお産が壮絶で失神してしまう人もいるみたいです…
うちの旦那も、私がお産中に足が痙攣してしまい、何もできずただそれを唖然と見ていました。
出産は、妻の新しい一面を見てしまった…そんな感覚のようです。出産を機に、妻を女として見られなくなったと感じる人もいるようです。
男の人が頭で考えるよりも、実際のお産はそれだけ大変という事なんだと思います。
出産中に旦那にして欲しい事、して欲しくない事は?
して欲しい事と言えば、陣痛で苦しんでいる時に手を握って声を掛けてくれるのが1番安心します。
陣痛で痛い時に旦那の手があると、痛い時は手をぎゅっと握れて、痛みを我慢しやすくなります。
「頑張れ~」なんて声掛けも意外と頭に残っているもんですよ。
あとは飲み物を用意してくれたり、汗を拭いたり、うちわで仰いだり、マッサージしたり…
細かい気配りがすごく有難いです。
逆に出産中にして欲しくない事は、目の前で常にスマホを触っている事です。
なんとなく「早く出産終われー」なんてメッセージにも見えてしまうし、いろんなことに敏感になっている時期なので…
もちろんずっと気を張っているのも大変だし、休めるときに休んでもらった方がいいですが、見えないところでやって欲しいですね。
それから「眠い」とか「疲れた」とか「肩痛い」とかいうぼやき…正直、女性はそれどころじゃないので、出産中だけは自分の事は極力後回しにして欲しいと思いました。
まとめ
私、個人的には、出産の痛みや辛さが分からないお産を一緒に耐えて頑張ってくれた旦那に、今は感謝していますし、すごく心強い存在でした。
子どもが誕生する瞬間は2度と味わえませんし、そんな奇跡的な瞬間を夫婦で共有できるというのはとても素晴らしいことだと思います。
とは言え、立ち会い出産にはメリットだけでなくデメリットももちろんあります。
それに血が苦手な人もいれば、痛がっているところを見せたくない人もいます。
夫婦でお互いの思いや不安を共有しながら、立ち合い出産にするかどうか決めると良いと思います。
夫婦でしっかり話し合って後悔の無いように決めてくださいね。