管理人です。
最近よく耳にする“ダイニング学習”や”リビング学習”
ダイニングやリビングで勉強すると学力が高くなるという本もたくさん目にします。
最近の子どもは4人に3人はダイニングやリビングで勉強しているとも言われているそうです。
ダイニング学習・リビング学習は学力が向上するとか集中力が上がるとかいい話ばかり聞きますが、本当のところどうなんでしょうか。
メリット・デメリット両面から考察していきます。参考にしてみてくださいね。
ダイニング学習・リビング学習について

私たちが子どもの頃は値段も高くて大きくて場所もとる大きな勉強机を小学校入学時に買ってもらって子供部屋に置いて勉強するスタイルが主流でしたよね。
うちの実家には未だにこの勉強机が置いてあります。
私の両親は「孫に使わせる」とか言ってますがこの机の出番が来ることはもうないと思います。
あんなでっかい家具を持ち運ぶほうが大変です。
ではダイニング学習・リビング学習が取り入れだしたのはいつ頃からなんでしょうか。
調べてみたところ、どうやら2012年くらいから隂山 英男さんという教育者の方が提唱し出したのがきっかけのようです。
核家族化が進み居住空間が狭くなり、リビングダイニングが一体化している間取りも増え、
またテレビやパソコン、タブレットを用いた通信教育が増えつつあることも一因のような気もします。
ダイニング学習・リビング学習を成功させるための環境づくりポイント
ダイニングやリビングでの学習、せっかく取り入れるなら効果を最大限に引き出したいですよね。
少し工夫するだけで、集中しやすい環境をつくることができるんです。
ポイント① 学習スペースと食事スペースをゾーン分けする
ダイニングテーブルをそのまま使う場合、「ここが勉強する場所」という意識づけが大切なんです。
勉強道具を入れる専用ボックスや、決まった椅子を用意するだけで、子どもの気持ちもぐっと切り替わりやすくなりますよ。
ランドセルや教材の置き場所も決めておくと、テーブルの上がすっきり保てて、食事の準備もスムーズになりますね。
ポイント② 照明と姿勢に気をつけてあげる
リビング学習でよく聞かれるデメリットのひとつが、視力や姿勢への影響ですよね。
学習中は手元が暗くならないよう、デスクライトをプラスしてあげるのがおすすめです。
椅子の高さや足置きも見直してみると、姿勢が安定して長時間でも疲れにくくなるんです。
ポイント③ テレビやスマホなどの誘惑を減らす工夫をする
リビングはどうしても家族の声やテレビの音が気になりやすい環境ですよね。
勉強の時間帯はテレビを消す、または音量を下げるなど、家族みんなで協力できると理想的です。
「勉強中はテレビなし」というルールをあらかじめ子どもと決めておくと、トラブルも少なくなりますよ。
ダイニング学習・リビング学習に関するよくある質問(FAQ)
Q. ダイニング学習は何歳から始めるのが向いていますか?
特に決まった年齢はありませんが、小学校入学をきっかけに始めるご家庭が多いようです。
低学年のうちはまだ集中力が育ちきっていないので、親の目が届くリビングやダイニングのほうが安心して取り組めるという声もよく聞かれますよ。
Q. 子ども部屋に勉強机を買わなくていいの?
リビング学習が定着しているご家庭では、子ども部屋の勉強机をあまり使わないというケースも少なくないんです。
最初から大きな机を用意するより、まずはダイニングで学習習慣をつけてから検討する、という選択肢もありますよ。
住まいの広さや家族のライフスタイルに合わせて柔軟に考えてみてくださいね。
Q. 兄弟がいる場合、リビング学習はうまくいきますか?
兄弟がいると、下の子の声や遊び声が気になることもありますよね。
年齢差がある場合は、上の子が勉強する時間帯を意識的に決めてあげると集中しやすくなるようです。
きょうだいで一緒に勉強する習慣ができると、自然とお互い刺激し合えるという嬉しい効果もあるんですよ。
ダイニング学習・リビング学習を成功させる3つのポイント
せっかくダイニングやリビングで勉強するなら、デメリットを上手にカバーしたいですよね。
ちょっとした工夫で、より効果的な学習環境を整えることができるんです。
ポイント① 学習スペースを決めて「勉強モード」に切り替える
ダイニング学習では、毎回同じ席・同じ向きで勉強する場所を決めておくのがおすすめです。
「ここに座ったら勉強する」という習慣が身につくと、自然と集中力が高まりやすくなりますよ。文具やテキストをひとまとめにできる小さなカゴやトレーを用意すると、片付けもスムーズになるのでぜひ試してみてくださいね。
ポイント② 姿勢と視力を守る椅子・照明の見直しをしよう
ダイニングチェアは食事用に設計されているため、長時間の学習には向かないことがあります。
足が床につく高さに調整できる椅子や、補助クッションを活用するのがおすすめです。また、手元が暗いと目に負担がかかりやすいので、学習用のデスクライトをひとつ置いてあげると安心ですよ。
ポイント③ テレビ・スマホなどの「ながら環境」に気をつける
リビング学習の最大の落とし穴が、テレビや会話などの「ながら環境」になることです。
勉強中はテレビをオフにする、小さな仕切りやボードで視線を遮るなど、集中できる工夫をしてみてくださいね。お子さんと一緒にルールを決めると、自主性も育ちやすくなるんです。
ダイニング・リビング学習のメリット
ではダイニング・リビング学習のメリットからみていきましょう。
母親の近くで勉強する安心感
子どもってやっぱりお母さんに認めてもらいたい、褒めてもらいたいのでお母さんが近くにいるところで勉強すると安心感が得られるようです。
子供からしたらこれが一番大きなメリットかもしれないですね。
母親の近くで勉強する緊張感
自分ではない他の人に見られていると思うことで程よい緊張感が生まれ、勉強がはかどるようです。
勉強も仕事もそうですが程よい緊張感は脳を活性化します。
「見られてると思うからやる」とっかかりはそれでもいいんじゃないでしょうか。
私も高校生の頃、雪国の寒空の下、ベランダに折りたたみ机を置いて勉強したことがあります。
いつもと違う場所、寒いところで勉強するっていう緊張感で妙にはかどりました。
集中力が高まる
静かなところで勉強する方が集中できて良さそうですが、他の兄弟や親は何か他のことをしている状況でも勉強をするということは集中力が身につくそうです。
テストとか試験のときに限って時計の音が気になったり隣の人の動きが気になったりしませんでしたか。私はしました。(笑)
普段から多少騒々しいところで勉強するという状況下の方が集中力が増すのかもしれませんね。
分からないこともすぐ聞ける
子どもが小学生くらいのうちは分からないこともすぐそばにいる親に聞くことができます。
分からないことを分からないままにしておかなくてもよくなります。
ダイニング・リビング学習のデメリット

次にデメリットをあげてみます。
姿勢が悪くなる
ダイニングテーブルはそもそも勉強するために作られたものではないですし、高さ調節もできないので子どもには高すぎます。
これでは長い時間座っていられなくなり、集中力も持続しません。
視力が悪くなる
ダイニングやリンビングに手元を明るくするためのデスクライトはありません。
デスクライトを置いて明るさを確保できればいいですが、ずっと置いておくわけにもいかないので毎回出したり片付けたりする手間がかかります。
ランドセルや勉強道具一式もダイニング、リビングに置くことになる
ランドセルや教科書、文房具など勉強道具一式はやはり勉強机の近くにあったほうがいいのでこれらもいっしょに部屋に持ち込むことになります。
ただ、しまっておく場所を確保しておかないと煩雑に置かれて散らかった部屋になってしまいます。
物の定位置だけは決めて必ずどこかにしまうようにできればいいですね。
ご飯を食卓に並べたいときにすぐ並べられない
ダイニングで勉強していると消しゴムのカスとか紙くずとかゴミがでます。
これらを片付けてからでないとご飯をテーブルに並べられません。
食事を作っているお母さんたちからしたらあったかいものをあったかいうちに食べて欲しいと食事ができたタイミングで食卓に出したいと思うことでしょう。
でもダイニングで勉強している子どもたちからしたらちょうどノッていたときかもしれないし、集中しだしたタイミングかもしれない。
お互いのタイミングが合わないとちょっとストレスです。
まとめ
メリットだけでなく、デメリットもあるということが分かりましたね。
でも、ダイニング学習・リビング学習ってダイニングテーブルで勉強しなければいけないということではありません。
であれば、ダイニングとかリビングに勉強机を置くとか、ちょっとした勉強スペースを作ってあげることでデメリットは解消できる部分なのかなとも思います。
一番大事なのは、リビングでもダイニングでも子ども部屋でもその子どもに合ったゆっくり勉強できる環境を親が作ってあげることなのではないでしょうか。
我が家は今、賃貸ですが、もし一軒家を建てるということになれば、リビングダイニングにつながっているちょっとしたワークスペースを設けたいなと思っています。
兄弟が増えたきも、友達が来た時もみんなで使えるような、本棚を作って自宅図書館としても使えるような、そんな勉強スペースが理想かなと思っています。