あなたのお子さんは、遊んだおもちゃを1人で片付け出来ていますか?
そろそろ幼稚園・保育園に上がるのに、「うちの子片付け出来てないけど大丈夫かな?」と思っていませんか?
片付けは毎日生活している中で必要不可欠な事です。
お友達の家に遊びに行った時、支援センターに遊びに行った時など、子どもが片付けする機会は沢山あります。そんな時、子どもが自ら進んでお片付け出来ると、お母さんも嬉しいですよね!
上手にお片づけできるようになるコツを教えますね。
片づけの意味をしっかり伝えていますか?
私には、もうすぐ幼稚園にあがる息子がいます。今では、自分でおもちゃを片付けしてくれる様になったのですが、2歳の頃はなかなか片付けが出来ず悩んでいた事もありました。
支援センターや保育園に行って遊んでいる時は楽しそうに遊んでいていいのですが、帰る頃になると、周りの子は片づけをしているのにうちの子だけ片付けが出来ず、「しつけが出来てないのかな?」と不安に思う事もありました。その時は、片付けに対するしつけもそこまで意識した事がなく、片付けの時もただ単に「使ったおもちゃはお片付けしようね」と教える程度でした。
❝どうしたら片付けをやる様になってくれるのか❞そう考えていた時、ちょうどNHKの番組で、片付けをモチーフにした歌が流れてきました。
【おもちゃのブルース】という題で、片付けしてくれないと、おもちゃが泣いちゃうといった内容の歌でした。「これだ!」と思い、録画して子どもに見せる様にしました。
テレビを見ながら「おもちゃも遊んだら、お家に帰りたいんだって」と子どもに教えながら、❝片付けってこう言う意味なんだよ❞と教える様にしました。
すると、いつの間にか、使ったおもちゃをおもちゃ箱に入れる様になりました。
片付けの場所がわかないから片付け出来ない!?
歌をきっかけに片付けの意味が理解できた息子。ですが、おもちゃが増えるにつれて片付けをしなくなってきました。
今までは1つのおもちゃ箱に色々な種類のおもちゃを入れていたのですが、今考えるとそれが良くなかった様に思います。
1つのおもちゃ箱だと片付けするのは楽なのですが、おもちゃを出す時が大変になります。子どもが1つのおもちゃを探していると、なかなか見つからないのか、おもちゃ箱をひっくり返して探しています。これだと、おもちゃで遊ぶ度におもちゃが広がって片付かない事に気が付きました。。
そこで、どこにどのおもちゃがあるか一目見て分かる様、種類ごとにおもちゃを分ける様にしました。
ホームセンターに売られている透明の収納BOXを使うと中身も見え・取り出しやすく、収納するのにおススメです。
トミカはココ、プラレールはココ、小さいおもちゃはココなど、子どもでも分かり易く分ける事がポイントです。こうする事で、片付けもしやすく、おもちゃを出す時も分かり易くなります。
また、BOXに収納するものの写真を貼ったり、絵を書いたものを貼るとより分かり易くなって良いと思います。
片付けを習慣化する
収納方法や片付けの意味をしっかり理解出来ても、結局1番大切なのは片付けを習慣化する事です。
遊んだら片付け、お出掛けする前に片付けなど、何かの区切りの時に片付けを教えるのが効果的です。
機嫌が良い時は片付けを進んでしてくれるのですが、機嫌が悪い時はそうもいきません。ぐずぐずしている時に「早く片付けなさい!」と怒ってしまうと、片付けする行為が嫌になってしまうので、そこまで怒らない方が適切です。
ママが急いでいたり、余裕がない時は怒りたくなる気持ちも分かりますが、怒るよりも一緒に片付けてあげるのが1番いい方法です。
こうした事を繰り返すことで、子どもも片付けの習慣が身に付きます。また、普段から、親も部屋を綺麗に保つ事で、❝部屋は綺麗にしておくものなんだ❞とイメージが付き、片付けする事が子どもにとっての普通になります。
片付けるクセを身に付けて、楽しい幼稚園・保育園生活を送りたいですよね!
まとめ
- まずは歌や本でお片付けの意味、大事さを教えて
- さっと取り出せるように見やすく余裕のある収納場所を確保。おもちゃが帰れるお家を作ってあげる
- 片付けを習慣に出来るまでは、たくさん褒めて楽しい事、褒めてもらえることだと覚えこませる
今、上手にお片づけできない子でもきっと大丈夫。大事なおもちゃが悲しまないように上手にお片づけができるようになりますよ。お子さんを信じて根気よく続けてみましょう♪